■ホタルイカを忠実に具現化したフォルム

富山湾のホタルイカパターンや瀬戸内のイカ付きと言われる小イカのマッチ・ザ・ベイトの攻略に対応させるために生まれた「チヌペン・ホタル」。エンペラに象徴される独特のボディーフォルム＆透明感溢れるイカを模したカラーリング。
狙う対象魚や接岸しているホタルイカのサイズに合わせ、「メバペン・ホタル」との使い分けでルアーのサイズ面でも対応できるラインナップとなりました。

■サイズ以上のキャスタビリティ

2006年に発売した「メバペン・ホタル」のサイズアップモデルである「チヌペン・ホタル」はただ単にサイズを上げただけでは無く、飛距離の向上や使用するロッドのパワーアップに伴う引き心地も考慮しました。
内蔵ウェイトの一部には高比重タングステンを使用。空気抵抗の少ないボディー形状に加え、タングステンウェイトがもたらす自重増により、そのボディーサイズからは想像できない飛距離をかせぎ出します。

■ホタルイカを再現したアクション

着水後のフォール姿勢はヘッド部分（エンペラ側）を下に向けたヘッドダウンのスローシンキングです。前後の内蔵ウェイトバランスとエンペラがもたらす水流効果により安定した姿勢を維持しながらスライドフォール。イカが水を噴き出しながら飛ぶように泳ぐ姿を再現します。
リトリーブを開始するとヘッド部分を上下し縦方向のアクションでアピール。また、スローリトリーブでは一定のレンジコントロールも容易。ロッドワークによるトゥイッチなどを加えた際はショートスライドのイレギュラーな動きを演出し、その際にボディーのフラット面がフラッシングアピールを引き起こします（ホログラム系カラーは特にその効果が高い）。イレギュラーな動きからの復元も「動から静へ」とホタルイカや小イカが反応して驚き動く様子をよりナチュラルに再現できます。

■フック設定

フック設定は前後共オーナー社カルティバＳＤ－３１＃４。ウィード周りやボトムノック等、果敢に攻略するためのダブルフック仕様。フッキングを重視したい場合はトレブルフックに交換して下さい。
また、そのフックには青色の夜光玉を装備。これもまた、光を発しながら遊泳するホタルイカを模したもの、ホタルイカ付きの魚は概してこの小さな光を強く意識してベイトを探しているものです。アピール度に加え、魚のミスバイトも激減させる実戦的なパーツ。