青物ジギングの際に常にパイロットルアーとして使用します。ジギングタックルを2セット船に持ち込めば、どちらにもシャウト（色違い）をセットします。
センターバランスでフォールに少し時間がかかるため、重さは船長の言う重さより、ワンランク重いものにします。
根魚にも強いため必ず底を取りますが、根掛かり回避のため、フックはバケ付きのシングルを使用しています。リアはなしです。エビになる事もほとんどと言うか、全くありません。
両面で色違いやグローがあるので、多くの場面で威力を発揮します。
しゃくる時は糸ふけを出しながら、弾くようにすると自分はいい結果が多くあります。フォールでも食ってきます。
塗装が弱いのが改良希望の部分ですが、それ以外は悪いところは見つかりません。
比較的古くからあるジグですが、まだまだ生き残っているのにはそれなりの理由があるからなんだと思いました。値段もお手頃ですし。
おすすめカラーはボーダーホロとレッドゴールドピンクゼブラです。
ボーダーホロの130gの160gはかなりおすすめです。
よかったら試してみてください。

瀬戸内でも日本海でもまずは最初に落とす、パイロットルアーです。特筆すべき点は薄いですが、基本に忠実なこれぞスタンダード的なジグで、その日のパターンや活性を探るにはベストと思っています。釣果も良く、いろいろなシャクリ、ベイトに対応して、釣果をもたらしてくれます。一日中ステイで通す日もあるくらいです。とにかく、信頼しているジグです。

どこでも手に入る定番ジグなのでロストしても補充しやすく、各色満遍なくタックルケースに入れてあるジグです。実績の高さは信頼の厚さに繋がり、コンディションの悪い日でもジグを信じて集中してしゃくり続けることができ、結局はその集中力こそが土壇場での1本に結実したことが何度もあります。塗装がとても弱いので100均で買ったネイルのトップコートを塗って保護する様にしています。

オジン釣師でもジギングを楽しむことが出来るようになったのは、最近流行りの電動ジギングのおかげです。
富山湾でハマチ・ワラサの大漁に恵まれた時はいつもシャウトのメタルジグ。ランス１００ｇから１６０ｇゼブラグローをメインに各色使っていましたが、最近のイチオシはステイのブルピン。魚探に大きな群れが映っていてもなかなか口を使ってくれない時には電動ワンピッチからのストップ＆高速ロングジャークが良く効きました。ストップ（文字通りの”ステイ”）の時間をほんの半秒から数秒刻みで変えてみてアタリのストップ時間を探すと、ジグを追ってきた青物が飛びついてくるパターンがあるようです。同じパターンは三国沖でも確実にワラサに効果が確認出来て、ここ一番には最も信頼できるジグとなりました。