BREADEN(ブリーデン)エギマル 過跳 3.5号 deep
同サイズのボディで複数の沈下速度の設定を 過跳の3.5号ディープ
PEラインを使用した近代エギングの提案、スタイルの確立、それらをサポートするタックルの提案・・・より専門的でコンセプトに満ちたシリアスなタックル作りへ業界をリードしてきた。同サイズボディで複数の沈下速度の設定(shallowやdeep等)、ダイレクトラインアイ、フラットアイ(目玉)、視認性に優れたソリッドカラー、スリムボディ、ケイムライトカラー、メタリックカラー、エギ直結によるボートエギング・・・現在ではすっかりスタンダードとなった これらは全てBREADENのアイデア/コンセプトであり、大半の他社エギはBREADENを模造・追跡するのみだ。
2012年発売のEGIMARU過跳のコンセプト、目指すところは・・・「閉塞したタフコン&ハイプレッシャーの打破」「自然界に在り得る生命感」である。二昔前は面白いように烏賊が釣れた。初心者を同行しその日の内に何杯も烏賊を釣らせる事ができた。などeasyだったが・・・昨今はどうだ?・・・以前のような「釣る自信」「釣れる予感」が得られなくなってきた。まるで海から烏賊が激減したかのように。このままでは、私自身エギングに飽きてしまいそうだ。そこで改めてエギングを、餌木を見つめ直してみた。
実際に烏賊が捕食している「魚やエビ」などと「既存餌木」を比較したらどうだ?魚やエビは、「こんなに初速が遅いか?」「こんなにブルブルと水の抵抗を受けて泳ぐのか?」「泳いだ後にコックンコックンとお辞儀しながらステイするのか?」・・・もし私が烏賊の立場だったら、こんな鈍臭い物体(既存餌木)を海中に存在する魚やエビだとは思うまい。毎日のように狩りをし食しているのだから餌でないと仕分けされて当然だ・・・
BREADEN新型餌木では、目標点到達を阻害する要素全てを排除し、自然界に在り得る生命感(性能)を徹底追求し、新しいステージにようやくたどり着いた。
軽いシャクリで魚のように「初速いきなりトップスピード」に到達し、しゃくり上がりでは「エビの如く鋭く水を切り」跳ね上がり、「意思通りにピタリ」とステイへ移行し、ラインにもロッドにもリンクせずニュートラルに潮に馴染もうとするフォールでの安定感。これは餌だ。「真の餌木」と呼べる新(真)感覚だ。匂いや味、触感の事ではない、動作が餌なのだ。このBREADEN新型餌木は「烏賊に嫌われていない」釣れる予感をビンビン感じる事が出来るのだ。
ショア侍JOEは言う。「烏賊は居なくなったんではない」「タックル&テクニックを変えれば、烏賊はワラワラとついてくる」その言葉の通り この新型餌木とSPECIMENを携え、テレビや雑誌等数々のロケでも期待を裏切らず烏賊を引き摺りだし続けた。私自身も、トップレベルのエギンガーとの同行で新型餌木のアドバンテージのお陰で対等以上の釣果を何度と無く得る事が出来た。
2012年、先ずは3.5寸のfreefall、deepの2タイプをリリースした。この餌木の劇的な進化により、それを操作するロッドの概念も激変する事を付け加えておく。2011年先行発売の「90deep」はじめSpecimenシリーズは、それに対する答えだ。次世代エギング移行前に次世代ロッドを先行し過ぎてリリースしてしまったという訳だ。
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