リールが巻けない!? 何故?
魚が掛かった時にリールが巻けないことがあります。どうしてでしょうか?
魚が掛かった時にリールが巻けないことがありますが、理由はいろいろあります。
①ギア比が高い
大物がかかった時にリールが巻けない時、一番疑うべきは「ギア比が高い」ということです。
リールにはハイギアのリールとローギアのリールがあり、ローギアのリールの方が巻き上げる力は強いです。
その代わり1回転あたりの巻き上げ長さが少なくなります。
反対にハイギアのリールは1回転あたりの巻き上げ長さは長く、巻き上げは早いですが、巻き上げる力は弱いです。
あまりハイギアのものは、かなり巻き上げ力が弱くなりますので、大物(重量のある魚)が掛かった時にハンドルだけ回って巻き上げが出来ないことがあります。
リールの力であげようとせず、ポンピングして、ラインスラッグ(糸ふけ)を出しながら巻き取るのがおすすめです。
②リールがコンパクト
コンパクトなリールはギア比が小さいローギアのリールを使った場合でも、ギア自体が小さいので巻き上げる力は弱かったりします。
オフショアなどソルトで使うリールは大型のものが多く、ギアもしっかりと大型のものが入っていますので、巻き上げる力は強いです。
③ドラグが緩んでいる
ベテランの方はないとは思いますが、ドラグが緩んでいるとリールが巻けなくなります。
ドラグは魚が引いた時にラインに負荷がかからないように、ラインが出る仕組みです。
ドラグが緩んでいると軽い力でラインが出ますので、魚が引かなくてもリールを巻くだけで負荷がかかり、ラインを巻き取ることが出来ません。
④安いリールを使っている
安いリールを使っている場合、ラインを巻き取るのは可能ですが、魚をリールで巻き上げるぐらいの力はないものも多いです。
ワンランク上のリールを購入されることをおすすめします。
リールが巻けない!?時のまとめ
狙っているターゲットが掛かった場合にリールが巻けない場合は、ドラグが緩んでいない限り、狙うターゲットにリールがマッチしていない可能性が高いです。
一つ大型のものを選ぶか、ギア比の低いパワーギアのものを選ぶ、またはワンランク上位モデルを買うことで性能でカバーできる場合も多いです。
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