電動糸巻き機「自作キット」の各パーツはセクションごとに小袋に分けて包装されています。

まずは、ベースプレートの保護シートを剥がしてください。
※剥がしにくい場合はガムテープやセロハンテープなどをくっつけて勢いよく外すと剥がれやすいです。

最初に使うパーツはモーターの入った袋に包装されています。

まずは、水色のスイッチを大きな穴にはめ込みます。パチン！とハマります。最後まで押し込んでください。

注意 スイッチを取り付ける前に、ベースプレートの向きにご注意ください。

モーターブラケットの保護シートを剥がして

モーターを付属のビスで固定してください。※ブラケットに裏表はありません

次に使うのは、この包装のものです。

4枚のブラケットの保護シートを外します。

このように配置していただくと分かりやすいです。

左のパーツから順に組み立てていきます。

六角支柱をビスでブラケットに軽く固定します。

六角穴のあいたブラケットを差し込み

さらにもう一枚のブラケットを差し込み

スペーサーを差し込みます。

最後に、外側のブラケットで挟み込みビス留めしてください。

ブラケット組み立て後、横の穴から結束バンドを差し込みます。

両方の穴から、このように差し込んでください。※最後まで差し込まず、1,2cm程度手前で止めておいてください。

ベースプレートの穴に結束バンドの先を差し込みます。

ブラケットをベースに差し込みます。

結束バンドを結束し

突起(結束部)が裏側になるように締め付けてください。

2本とも結束して、ガタがないことを確認したら、ハサミで余分なバンドをカットしてください。

これで、軸受けブラケットの組み立ては完成です。

次に使うのは、この包装のものです。

中から金属の支柱とビスを取り出してください。

ベースに支柱をビスで固定します。※黒いビスをご使用ください。

注意 ベースの向きにご注意ください。

下側のベースの穴に、モーターブラケットを差し込み

スイッチをつけたバースを上から載せて

ブラケットの突起を差し込みます。

ステンレスのビス4本で、支柱に固定します。

次に使う包装は、電池ボックスの入ったこの袋です。

電池ボックスは黒色のリベット(2本)を使って簡単に固定できるようにしてあります。

電池ボックスをこのように設置し

裏の穴からリベットを差し込んで

押し込むことで、パチンと電池ボックスを固定できます。※2本で止めてください。

電池ボックスの黒い短いリード線とモーターの赤い短いリード線を接続します。

釣りのプライヤーで簡単に圧着(接続)できるパーツが入っていますので簡単です。

まず黒い方に、端子を差し込みます。※リード線の先をねじっておくと簡単に差し込めます。

釣りのプライヤーやラジオペンチなどで潰して圧着します。※電工ペンチ(圧着ペンチ)を使う必要性はありませんが抜けないか確認してください。

モーターの赤い線も同じように差し込んで潰します。

カバーを被せます。

カバーを強く締めるとパチンとハマります。

スイッチに残りのリード線(赤と黒)を差し込んで、電装品の組み立ては完了です。
※赤と黒をどちらに挿しても正常に動きます。挿しやすい方に挿してください

次に使うのが、赤いプーリーの入ったこの包装です。

取り付ける場所の並びで、並べるとこんな感じになります。

精密シャフトに、赤いプーリーをビス留めします。
※面一(つらいち)でシャフトがはみ出さないように、ギリギリの位置で留めると丁度いい場所になるように設計してあります。

位置決め用のスペーサーを通します。※2個ありますが、どちらも同じサイズです。

ブラケットにシャフトを通します。

もう一個の位置決めスペーサーを通し

テーパーカラーとナットをこのように取り付けます。※スプールはテーパーカラーの間に取り付けることになります。

プーリーベルトを掛けて完成です。※最初は硬いですが使っていると少し緩みます。

アルミ製のプーリーは2段になっており、ベルトを掛け替えることで回転数とトルクを変えることが出来ます。

小  12000rpm→約1000rpm(12:1) 回転数遅い・トルク強い
大  12000rpm→役1500rpm(8:1)　回転数速い・トルク弱い

以上で本体の完成です。

ウルトラ耐震ゲルを裏面に貼り

保護シートを外して、固定したい場所に押し付けてご利用ください。
※ウルトラ耐震ゲルは繰り返し使えます。吸着力が悪くなった場合は水洗い→乾燥で吸着力が復活します。

使い方

空スプールを取り付け、巻き取りたいラインを結びます。

右手でラインテンションを掛けながら、青いスイッチの上に手をそのまま置いてください。

テンションを若干緩めると巻き始めます。

ラインが片巻きにならないように、左右に手を動かしながら巻き取ってください。

左右に手を動かしながらボタンを押せるので片手で操作が可能です。

止めたい場合は、そのまま手をボタンからあげてください。